2008年3月26日
北海道労福協第3回ブロック代表者会議を開催
ライフサポートセンター、サテライトのモデル的先行配置地域は札幌・旭川・函館・帯広に決定!!
北海道労福協の‘07年度第3回ブロック労福協代表者会議を26日(水)、KKRホテル札幌でAM10:00から開催しました。
全道14ブロックの代表、労働金庫・全労済・住宅生協・医療生協の事業団体、本部役員の合計30名の出席となりました。
主催者を代表して渡部理事長は「ブロック労福協の皆さんには割賦販売法改正へ向けた取り組み、消費者団体訴訟制度発足に伴う適格消費者団体認定を目指す消費者支援ネット北海道の取り組み、さらにはライフサポートセンター試行スタートなどの新たな課題を含めてご努力いただいていることに感謝申し上げる。
昨年来のサブプライム・ローン問題に端を発した米国経済のリセッションや世界的な原油高騰が進み、それらの事象と関連する形で急激なドル安・円高、さらには株安が顕著となり、我が国経済の先行きが懸念されている。
このような中での08年の春季生活闘争は労働分配率の改善を前面に掲げての取り組みであったが、残念ながらここまでの結果においては不十分な状況にある。
しかし、働く者の立場から過去数年間にわたって強く訴えてきた格差拡大阻止と是正、なかんずく非正規労働者の待遇改善については、経営側にもそのことを受け止めて改善しようという認識も生まれており、若干の前進が期待される。
さて、既にライフサポートセンターの試行実施に向けた取り組みを開始しているが、このことと労福協なかんずくブロック労福協の運動と役割、組織、財政をどう整合させるべきか?
また例えば、「非正規労働者センター」や「労働相談」などの連合運動の領域との間においても、より能動的で効率的な姿をつくらなければならない。
加えて、労福協加盟事業団体の事業推進・支援については、今後とも総じて難しい経営環境が続くと想定される中で、これまでの延長線上での推進・支援に止まるとすれば、各事業団体の生々発展への道筋を確保することはかなり難しいと思われる。
これらの課題について、拙速は避けつつ、労働者福祉のさらなる充実に大きく貢献できる方策を求めて、諸検討に取り組んでいただきたい。
関係各位の積極的なご参加・ご協力をお願いする。
との挨拶がありました。
その後、櫻田事務局長より前回以降の活動、特に「割賦販売法改正に関する取り組み結果」「消費者支援ネット北海道への団体正会員加入について」を中心に報告がなされ、各ブロック労福協からの活動報告も含めて確認されました。
議題である「ライフサポートセンター検討委員会報告と今後の進め方」については、サテライトの「モデル的先行配置地域(地区)」として北海道労福協を「キーステーション」に
- 札幌市・函館市・帯広市・旭川市の4ヶ所とする。
- 5月30日開催予定の第46回定期総会で確認した後、この7月から3ヶ月間を試行・準備期間とし10月実施を目指す。
こととし、先行配置地域の状況を検証しながら、この3年以内に全ブロックで実施を目指すことが確認されました。
今後、各先行地域では設置のための「検討委員会」を設置し、「設置計画素案」を「実施準備委員会」宛提出することとなります。
第46回定期総会議案書作成骨子を確認した後、最後に労働金庫・全労済・住宅生協・医療生協の各事業団体から、現状の報告や決算見通し、当面の取り組むべき課題などを含めた要請がなされ終了しました。