ホーム > 労福協 活動レポート

労福協 活動レポート

2009年9月19日北海道労福協の活動

2009年度第1回理事会とブロック代表者会議

北海道労福協は9月15日(火)、2009年度第1回理事会とブロック代表者会議を開催しました。

冒頭挨拶に立った渡部理事長は、(1)政権が交代したが、政治が政・官・業の癒着とは異なる、新しい我が国の進む道を造らざるを得ない。(2)我々も政権 に飲み込まれること無く、連合とともに勤労者の代表として、進むべき方向性を確立していかなければならない。(3)景気底入れの声もあるが、失業率は依然 として厳しく6%台の恐れもあり、先行き不透明と言わざるを得ない。(4)労働福祉事業団体も勤労者支援を行っているが、大変な状況に直面しており、引き 続きのご協力をお願いしたい。
と訴えました。

続いて第47回定期総会以降の活動報告、特に「消費者支援ネット北海道」「反貧困ネット北海道」「退職準備セミナー」について報告しました。
その後、全道14ブロックからの活動報告、並びに今年度の活動計画が発表されました。

議題に入り、今年度の重点活動課題として、

  1. 「北海道ライフサポートセンター」全道展開に向けて、各ブロックは諸条件整備について検討を開始する。
    地域のNPOセンター等の情報収集を図りながら、連携できるところを模索していく。
  2. 「2010北海道労福協ビジョン」について定期総会決定に基づき、各加盟団体・事業団体・各ブロックは11月末までに組織討議を進めることとする。
    必要に応じて、道労福協から説明等に訪問する。
  3. ブロック幹事会は「ライフサポートセンター」設置に向けての諸条件整備等に向けて、開催頻度を高める。
    ブロック代表者会議は全道運動の共通認識と理解を深め、情報の共有化を図って各ブロックの運動へ繋げていく。
  4. 学習会・研修会は、労働運動・労働者福祉運動が果たしてきた役割を認識・理解し、次代のリーダー育成が最重要課題との認識のもと「ウェルフェアスクール」を、団塊世代対策として来年度まで開催を決定している「退職準備セミナー」を重点に全ブロックで取り組むこととする。
  5. 労働福祉事業団体方針の地域展開については、厳しい雇用状況や生活の維持・向上が難しい今日、勤労者・各 福祉事業団体・加盟団体の関係を密にし、互いの安心・安全のために「共助」である福祉活動を強化し、連合地協や福祉事業団体推進組織と連携を深め、年度事 業計画の遂行に向けて運動を展開していくこととする。
    また加盟団体との連携強化については、「ライフサポートセンター」の機能強化の中で活かされるように検討していく。

との方針を確認しました。

さらに「2009年度福祉向上キャンペーン」の取り組みについて提案・討議しました。

  1. 「福祉事業団体の利用拡大」「政策・制度要求の実現」「第18回研究集会」の開催等を通じて、労福協運動の着実な前進を図ることを目的に、9月~11月の3ヶ月を中心に取り組む。
  2. 労働金庫・全労済・住宅生協・医療生協の福祉事業団体の利用拡大・推進強化を道労福協・ブロック労福協と連携して取り組む。
  3. 制度・政策要求の取り組みについては、各団体の要求項目を集約し、連合北海道と調整のうえ、連合北海道の制度・政策要求に盛り込むものと、道労福協独自の要請項目を分けて提出する。
  4. 中央労福協の取り組みとして、「改正貸金業法」の完全施行を求める意見書と「生活保護費」の自治体負担軽減に関する意見書を12月の各自治体議会採択を目指して取り組む。
  5. 11月17日(火)の13時30分から、「第18回北海道労福協研究集会」を京王プラザホテル札幌で開催する。
    講師を緑愛病院「秋野医師」に依頼し、「労働と心臓」(仮題)について講演をいただくこととする。
  6. 各事業団体事業方針を様々な機会を捉えて周知をし、全道展開を図る。
    各種推進会議で取り組みの徹底を図ることとする。

以上、提案された6項目全てを確認しました。

最後に労働金庫・全労済・住宅生協・医療生協の4団体から、現状報告と今後の重点的な取り組み要請を受け、提案された全ての議案を承認し終了しました。


活動レポート一覧»

ろうふくエール基金



連合北海道 (日本労働組合総連合会 北海道連合会)
北海道ろうきん
全労済
北海道住宅生協
北海道医療生活協同組合
中央労福協
中央労福協
北海道労働資料センター(雇用労政課)
北海道労働者福祉協議会道南ブロック