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労福協 活動レポート

2014年6月19日北海道労福協の活動

第52回北海道労福協総会報告

“連帯・協同で安心・共生の福祉社会をつくろう!!”

140619-10 北海道労福協定期総会は6月19日(木)にホテル札幌ガーデンパレスで開催され、2013年活動・決算報告、「2010年度北海道労福協ビジョン」に基づく2014年度活動方針・予算案等の審議が行われ、役員改選を含めた全議案が提案通り承認されました。

 

 

 

理事長挨拶
冒頭、髙柳理事長から次のとおり挨拶を受けました。

①北海道労福協創立50周年
140619-11北海道労福協は、ご案内のとおり本年3月31日、創立50周年を迎えました。昨年の総会において、50年の節目に、記録足跡を残すということで50年史の発行について触れさせていただきました。
半世紀分の歴史について記していただく作業については大変な作業であると覚悟していましたが、作成・編集にあたっていただいた関係者、ならびに各団体の皆様のご協力をいただき、本当に立派な年史を刊行することができました。
心から、厚く感謝申上げます。もう既に、産別等へは送付済みで、お手元に届いていると思いますが
北海道における労働者自主福祉運動についての、再確認・再認識をいただき、次の世代に引き継ぐととも、これからの取り組みにご活用いただければと切に願います。
②活動の基本としての協同組合の認知度向上・労働団体との連携強化・事業団体の基盤強化
この間、連合北海道『労働福祉対策特別委員会』と一体で「勤労者福祉向上キャンペーン」の取り組みなどを行ってきましたが、今年は「連合北海道2014年春季生活闘争方針」に『労働者自主福祉運動』の方針化をしていただきました。『労働者「自主」福祉運動と呼ばれる所以は、労働組合が事業団体と「ともに運動する主体」として、その普及活動や共助の運動を進めてきたことなど』であり、このことを実践されたものとして特筆すべきことと思います。引き続き、連合北海道「労働福祉対策特別委員会」との連携などを通じ、運動の浸透・拡大に向け、取り組みを継続してまいりたいと思います。また 認知度向上に関して、制度・政策実現の取り組みなどは欠かせないものと認識しており、様々なチャンネルを通じ、取り組んでいきたいと思います。
労福協としては、事業団体との関係で、『協同化委員会』などで、協同組合のあり様などなど、検討しているところです。しかし、それぞれの団体が歴史を刻み、それぞれの法人格を有し事業推進を行ってきた中で、個々の問題意識は持ちつつも、その関り方などについて、一様にはいかない状況だと思います。したがって、今後『2010北海道労福協ビジョン』の検証と今後の活動方針、中期計画策定議論の中などで、十分、検討して参りたいと思います。

【活動の基本】

1. 創立50周年を契機とし、協同組合の認知度向上と労働団体、加盟団体との連携強化・事業団体の基盤強化をさらに図る
2. 「北海道ライフサポートセンター(略称HLS)サテライト」全道展開に伴う、運動領域拡大への対応と、地域に顔の見えるブロック労福協の運動強化
3. 「2010北海道労福協ビジョン」の検証と評価、中期経営計画の検討策定
4. 生涯福祉、生涯取引の継続による安心・安全をめざす、退職者組織との連携
5. 中央労福協・連合北海道・労働者福祉事業団体と連携した制度・政策改善の取り組み
6. 連合北海道や北部労福協などと連携した、「東日本大震災」被災者・被災地域復旧・復興への必要な支援活動
7. 連合北海道や北部労福協などと連携した、「東日本大震災」被災者・被災地域復旧・復興への必要な支援活動

【具体的な活動】

1. 道労福協(本部事務局機能の強化)活動強化
総合企画調整機能の強化
労福協は《福祉はひとつ》《すべての労働者の結集》という創立の原点に立ち、道内における労働福祉センターとしての存在意識を高め、総合企画調整と労働者福祉活動推進の役割を発揮する。
企画委員会の充実強化、一体的組織のブロック労福協に対する支援・援助を深めていきます。
「北海道ライフサポートセンター」の活動強化と全道展開(詳細は北海道ライフサポートセンター総会で提案)
「勤労者福祉キャンペーン」の充実強化
連合北海道「労働福祉対策特別委員会」・事業団体と連携の上、総会後 早い時期に「実行委員会」を設置し、活動内容の決定をします。「キャンペーンオルグ団」を編成して協同組合の認知度向上を意識して、各産別オルグ計画、ブロック労福協には対話集会的なオルグ方法を検討。
「2010年北海道労福協ビジョン」の検証と今後の活動方針の明確化
今年度あらためてビジョンの成果と課題を整理し、中期的な活動方針を立案することとし、連合北海道をはじめ各会員と意見交換しながら、「組織・財政検討委員会」を設置し①今後の主要課題②活動に必要な財政の確立③事務局費やブロック交付金等の支出の見直し等を検討し、2015年度の総会で決定していきます。
2. その他の議題
◇情報の共有化、情報発信機能の充実強化 ◇ブロック労福協の運動強化 ◇協同組合に対する認知度向上の取り組みと、事業団体の運動推進強化、◇連合北海道、加盟団体との連携、◇労働福祉事業団体の取り組み◇高齢・退職者との連携、◇協同ネットワークの形成・機能化、◇制度・政策改善の取組、◇中央労福協・北部労福協運動への参加、◇加盟団体、NPO団体等との連携、◇北海道補助金事業の実施について、◇「東日本大震災」に対する支援の取り組みの方針案が、提案通り承認されました。
尚、本総会をもちまして次の役員が退任致しました。在任中のご厚誼に感謝申し上げます。
副理事長 田中 幸雄 副理事長 小澤 修二 常勤理事 山本 廣和 事務局長 滝澤 弘
理事 大森 宏 理事 前川 和広 理事 伊東 直実 会計監査 大谷 一路

 

総会終了後、創立50周年記念祝賀会を 北海道知事 高橋 はるみ様 連合北海道会長 工藤 和男 様 中央労福協事務局長 大塚 敏夫 様 札幌市副市長 秋元 克広様 他多くのご来賓、会員、産別、単組、ブロック労福協、先輩諸氏のご出席をいただき、無事開催することができました。
ご出席いただいた皆様には厚く御礼申し上げます。


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