2020年6月25日
「北海道労福協第60回定期総会(書面議決)」報告
すべての働く人の幸せと豊かさをめざし、連帯・協同で安心・共生の福祉社会をつくろう!!
北海道労福協第60回定期総会が6月19日(金)付で書面議決方式により実施され、2019年度活動・決算報告や2020年度活動方針・会計予算(案)及び特別報告議案として提起された「北海道労福協2030年ビジョン検討委員会答申」などについて、代議員67名中60名の方々から「書面表決書(期日:6月19日)」を提出いただき、全議案について全ての代議員から賛成の表決を得て承認可決されました。
なお、道労福協は、新型コロナウィルス感染症の影響拡大に伴って進行する社会的セーフティネットの崩壊に対して、連合北海道をはじめ労福協構成団体等と幅広く連携を取りながら、セーフティネットの再構築に向けて、今後とも臨機応変に政策・制度改善要求や国民的運動課題の取り組みに邁進していきます。
◆2020年度活動方針
【活動の基本】
1.労働団体・事業団体との連携強化、事業団体の基盤強化をさらに図ります。
2.奨学金をはじめとした政策・制度改善を求める取り組みを強化します。
社会的セーフティネットワーク確立のため、加盟団体と連携を取りながら不断に政策・制度要求に取り組むこととします。
3.「ライフサポートセンター」全道展開に伴い、運動領域の拡大に取り組みます。
また、ブロック労福協運動を一層強化し、「地域社会を動かす」運動の深化をめざします。
4.協同組合の認知度を高めるため、啓発・周知に取り組みます。
5.福祉事業団体・退職者組織等との連携を強化し、生涯福祉・生涯とりひきをめざします。
6.大規模自然災害に対する支援と防災・減災に対する取り組みを強化します。
7.労働者自主福祉運動の充実・強化にかかわる「検討委員会答申」「小委員会報告」並びに「2017組織・財政検討委員会答申」の具体化に努め、さらなる運動強化を図ります。
また、「中央労福協2030年ビジョン」にもとづく「2030年ビジョン北海道版」の具体化に努めるとともに、「2020組織・財政検討委員会」を設置し、交付金の在り方など、当面の課題解決をめざします。
【具体的な活動】
1.北海道労福協の運動強化
(1)総合企画調整機能の発揮
(2)「ライフサポート」事業の充実
(3)「勤労者福祉向上キャンペーン」の充実・強化
(4)情報の共有化・情報発信の充実強化
(5)「奨学金制度」の改善を求める取り組みについて
2.ブロック労福協の運動強化
3.協同組合に対する認知度向上の取り組み
4.福祉事業団体の取り組み
5.退職者組織等との連携
6.「東日本大震災」等の自然災害に対する支援と防災・減災の取り組み
7.その他
◆その他の主な議案
・特別報告「北海道労福協2030年ビジョン検討委員会答申」
・公認会計士の選任について
・2020年度労福協役員体制について