2021年2月18日
「ほっかいどう若者応援プロジェクト」を設立・・・
第1弾 北海道大学の一人暮らしの学生1,000名に米・食材セットを配付・・・
新型コロナウィルス感染症の拡大により、多くの大学生が「アルバイト収入が減った」「親元からの仕送りが少なくなった」等、経済的困窮に陥り、学費の支払い、賃貸アパートの支払い等に窮して、十分な食事もとることができず、学業の継続が危うい状況にある学生が増加しています。
このような環境に晒されている学生へ食材を提供し生活支援をすることとし、連合北海道、北海道生活協同組合連合会、大学生協事業連合北海道地区ならびに北海道労働者福祉協議会が中心となり「ほっかいどう若者応援プロジェクト」を立ち上げました。
北海道をはじめ各自治体の後援、食・みどり・水を守る道民の会、北海道農民連盟、北海道労働金庫、こくみん共済coop<全労済>北海道推進本部、北海道大学生協、連合北海道石狩地域協議会、協同組合ネット北海道(8団体)等の協賛・協力を得ながら、共同記者会見(2月5日)、その第1弾として、2月9日~10日の両日、北海道大学の一人暮らしの学生1,000名に米・食材セットを配布しました。今後、第2弾として札幌市内および道内各地の大学へと広げていく予定となっており、広く企業、団体、個人からの協賛金(寄付金)を募っています。
なお、学生の皆さんからは「自宅からの仕送りが全くないので全て自分でやりくりする必要があり、食費にあまりお金を割けず、今回のご支援はとてもありがたいです。」「家で授業を受けるので、電気代や灯油代が去年よりかなり高くなりました。」「親しい友人意外と会話す機会がほとんどなく、リモートでもいいので他者と交流する機会やきっかけが欲しいです。」「1年以上実家に帰る事が出来ず、家族と直接会えず困っている。」「メンタルヘルスの支援が欲しい。」などのコメントがあり、経済的困窮もさることながら孤立感による精神的ダメージが一層深刻化しています。