2020年6月23日
「2020年度 労金全道推進会議<書面総会>」報告
コロナ禍の影響が続く中、今年度の『労金全道推進会議は、北海道労働金庫第37回総会及び第67回総代会開催日(24日)の前日に実施しました「書面総会」によりスタートしました。
以下、江戸議長の挨拶文要旨と、2019年度の活動総括や2020年度の活動方針案についてご報告いたします。
なお、報告事項と協議事項の詳細は、別紙を参照いただくとともに、数会員の皆様から頂いたご意見等につきましては、今後の運動展開に生かさせていただくという前提で、内容につきましては掲載を省かさせていただきます。予めご了承願います。
記
〇全道推進会議総会は当初5月の開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルスの感染症への対応により開催を見合わせてまいりました。
本総会は、2019年度の活動総括と労金運動の更なる前進に向けた、2020年度推進活動方針を全体で確認させて頂く場となりますので、書面開催とはなりましたが、ご協力方よろしくお願い申し上げます。
〇2019年度推進活動の取組みは、「労金メインバンク№1」、組合員が真に頼れる”ろうきん”であり続けるために、「生活応援」「生活改善」、会員と地域との資金循環の具現化を目指す「つなぐプロジェクト」など、様々な取り組みについて職場・地域で展開させて頂きました。
会員の皆様には、この一年間、各産別・単組での運動前進に向け、具体的な会員自主目標を設定して取り組んでいただき、大きな成果を頂きました。また、各種学習会・ブロック別研修会など地域・推進機構と連携した取り組みにもご尽力頂きましたことにあらためて感謝を申し上げます。
〇さて、労金運動を取り巻く大きな課題として、運動領域の拡大があります。労金に関する連合アンケートでも明らかなとおり、会員組合員、特に若年層で、「勤労者のために労働組合みずからが作った福祉金融機関」との認知度がまだまだ低い状況にあります。積極的な利用に繋がる意識向上に向け、非営利協同組合として労働金庫の優位性、有利性の高い商品の積極的な提案などの周知活動に努めて行かなければなりません。また、非正規雇用者が4割を占める雇用環境、超高齢化社会の到来といった社会環境の変化への対応として、離・退職者への契約の継続や、子供や孫への取引の継承、未組織労働者・非正規労働者などへの運動領域拡大の取り組みが、喫緊の課題となっています。各種ローンの組合員優遇利率、どこでもフルキャッシュバックなどの、ろうきんの優位性を職場・地域で今一度周知浸透を図って行きたいと思いますし、小さな時から「ろうきん」に親しみを持ってもらうためにも「お子さま口座保有運動」の取り組みも引き続き強化をお願い致します。
〇2020年度の推進活動は、新型コロナウイルスの感染症への対応で難しい取り組みを強いられることが予想されますが、労働者の生活応援運動の基盤である「生活設計・生活改善・生活防衛の三本柱」を基本に、推進会議の目標にある、「ろうきんメインバンクNo1」そして、社会貢献運動「つなぐプロジェクト」のさらなる浸透・拡大をめざし、支店推進委員会、働く職場の仲間と連携を図り、しっかりと労金運動を支え、後世につなぐ取り組みを展開していきます。