2020年10月26日
「2021年度 勤労者・道民の福祉向上にかかわる要請書」を
鈴木知事宛提出しました!!
10月21日(水)午後4時より北海道庁本庁舎3階 知事会議室において、今年度の「勤労者福祉向上キャンペーン」の取り組みの一環として鈴木知事宛の「2021年度 勤労者・道民の福祉向上にかかわる要請書」を土屋副知事に提出しました。
当日は、労福協より出村理事長をはじめとする道労福協理事6名が出席しましたが、席上、出村理事長より「要請書では、例年の勤労者・道民の福祉向上に向けた要請項目と併せて、コロナ禍の影響拡大に伴う様々な支援要請についても別途取り纏めている。とりわけ、道労福協に加盟する医療団体も含めて医療機関は外来患者の減少等により経営的にも厳しい状況にあり、医療体制を堅持するためにも今次要請事項を道の各種施策に是非反映していただきたい」など、要請にあたっての基本的な姿勢について表明した後、要請書を土屋副知事へ手交しました。
引き続き、紺野事務局長より「新型コロナウイルス感染症の影響拡大に伴う対策・支援」「SDGs(持続可能な開発目標)の達成と協同組合の促進・支援」「大規模災害等の被災者支援と防災・減災対策の強化」「格差・貧困社会の是正とセーフティネットの強化」「消費者政策の充実強化」「安心・信頼できる社会保障の構築」「くらしの安全・安心の確保」など、要請内容の趣旨について説明を行いました。
これに対し、土屋副知事からは、道が実施している新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策・社会経済対策の現状と、年度末に向けて更に厳しさの増すことが危惧される雇用情勢への対応策等について説明があり、併せて、労福協からの要請に対して「要請事項として挙げられている福祉の向上やコロナ禍における格差の拡大等の課題について、目配り・気配りができる対応を考えていきたい。その他の要請項目も含めて具体的な対応については、今後、シッカリと意見交換していきたい」との表明を受け、当日の対応を終了いたしました。
道労福協では、道からの回答書を受理する前に、あらためて要求趣旨の詳細について道側に説明する場面を設けるなど対応を継続します。