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労福協 活動レポート

2021年7月2日北海道労福協の活動

北海道労働者福祉協議会 第61回定期総会が開催されました

北海道労福協は6月18日(金)、ホテルポールスター札幌において「第61回定期総会」を開催しました。今次総会は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止する観点からオンラインを併用しての開催としましたが、役員・代議員の総会出席者90名のうち51名がWebで参加する中で議案審議が行われ、2021年度活動方針(案)をはじめ全ての議案が原案どおり承認されました。

冒頭、主催者を代表して出村理事長が挨拶に立ち、『コロナ禍により、労福協加盟団体の皆さんも多くの負担を強いられるなかで、事業推進活動にも様々な困難が生じた1年だったと推察する。こうした状況下ではあったが、道労福協は「若者応援プロジェクト」「奨学金に関する電話相談」「ライフサポートセンターによる相談対応」「北海道への要請行動」「エール基金を活用した取り組み」等を展開することで一定の役割を果たすことができた』と振り返るとともに、『新型コロナウイルスとの戦いが続く中で、日本社会の脆弱性、雇用と生活のセーフティネットの不十分性が明らかとなったが、道労福協としても、引き続き、勤労者・生活者の生活支援と安定に向けた政策の充実を求める観点から「政策・制度改善」の取り組みを進めていく。そして「福祉はひとつ」のスローガンの下、労働者自主福祉活動をはじめ、労福協が「2030年ビジョン」で掲げる「貧困や社会的排除がなく、人と人とのつながりが大切にされ、平和で、安心して働きくらせる持続可能な社会」を目指して関係団体とともに諸活動を進めていきたい』との決意を表明しました。

その後、来賓として出席の連合北海道 杉山会長より激励のご挨拶を受け、議長に選出された石狩ブロック労福協 吉田代議員の議事進行により議案審議を行い、総会を無事終了しました。

未だ新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、勤労者を取り巻く環境は厳しさを増しており、また、格差や貧困、孤立や分断の広がりといった社会的問題もより顕在化している状況にありますが、北海道労福協は、連合北海道・各ブロック労福協をはじめとする労福協構成団体等と幅広く連携を取りながら、持続可能な共生社会の実現に向けた取り組みや労働者自主福祉運動のさらなる発展に向けた活動を継続・強化することで活動方針として掲げる「包摂的な社会の実現」を目指します。

≪第61回定期総会メインスローガン≫

すべての働く人の幸せと豊かさをめざし、
連帯・協同で安心・共生の福祉社会をつくろう!!

◆北海道労福協の2021年度活動方針

【活動の基本】
1. 労働団体・事業団体との連携強化、事業団体の基盤強化をさらに図ります。
2. 奨学金をはじめとした政策・制度改善を求める取り組みを強化します。社会的セーフティネットワーク
 確立のため、加盟団体と連携を取りながら不断に政策・制度要求に取り組むこととします。
3. 「ライフサポートセンター」の総合的生活支援の全道展開に伴い、運動領域の拡大に取り組みます。
 また、ブロック労福協運動を一層強化し、「地域社会を動かす」運動の深化をめざします。
4. 協同組合の認知度を高めるため、啓発・周知に取り組みます。
5. 福祉事業団体・退職者組織等との連携を強化し、生涯福祉・生涯とりひきをめざします。
6. 大規模自然災害に対する支援と防災・減災に対する取り組みを強化します。
7. コロナ禍での円滑な事業運営に努めます。

【具体的な活動】
1. 北海道労福協の運動強化
(1)総合企画調整機能の発揮
(2)「ライフサポート」事業の充実
(3)「勤労者福祉向上キャンペーン」の充実・強化
(4)情報の共有化、情報発信の充実強化
(5)「奨学金制度」の改善を求める取り組みについて
2. ブロック労福協の運動強化
3. 協同組合に対する認知度向上の取り組み
4. 福祉事業団体の取り組み
5. 退職者組織等との連携
6. 「東日本大震災」等の自然災害に対する支援と防災・減災の取り組み
7. コロナ禍での各種対応
8. その他

◆その他の主な議案

・労働者福祉政策アドバイザーの委嘱について
・2021年度 公認会計士の選任について

2021年度の役員体制

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