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労福協 活動レポート

2016年3月22日独言居士の戯言

独言居士の戯言(第22号)

元参議院議員 峰崎 直樹

「民進党」とは何なのか?「選挙互助会」の再来と言う危惧の念

民主党と言う党名は消えてなくなり、新しく「民進党」というものに変わるとのことだ。では、「民進党」は何を目指す政党なのか、今の段階ではあまりよく解からない。維新の党と合流する事のようだが、この党の代表をしているのは松野頼久氏で、民主党から離党した人なのだ。なぜ分裂し、どうして一緒になるのか、あまり説得力のある説明を聞いたことはない。生活の党とも一緒になったらどうか、と言う意見もあるとのことだ。恐らく、次の参議院選挙を始めとする選挙に勝利するための「新党」でしかなく、言うところの「選挙互助会」なのだろう。それがどんな末路を辿るのか、もう何度も経験してきたことではなかったのか、実に希望も展望も持ちえない新党の旅立ちに、憂鬱な気分になるのは果たして小生一人なのだろうか。

北海道新幹線の将来とJR北海道の在来線の未来はどうなる?

ちょっと欝な気持ちになりがちな中で、それを打ち消してくれるような胸がスカッとするような快挙がなかなか思い浮かばない。ただ北海道的には、3月26日から北海道新幹線が開通し、新青森と新函館・北斗市の間を走り抜けて東京まで通じる話題でにぎわっている。函館方面では、ちょっとした新幹線開通ブームが起きているようだ。でも、あまり気分が高揚する話ではなさそうだ。かつて国会に議席を置いていた時、北海道選出の民主党国会議員会で北海道新幹線の誘致問題についての論議になり、「東京から4時間を切らなければ航空機の方にお客さんが流れ、到底採算が取れるようには思えない」と疑問を出したのだが、押し切られてしまい、結局のところ民主党政権時代に札幌までの延伸を決めたという事実がある。やがて札幌まで完成するのだろうが、何時のことになるのか、予定では2030年頃だという。4時間を何とか切れる可能性を持っている函館までにしておけば、函館市内にターミナルが置かれ、陸の玄関口としての大きな役割が果たせただろうに、函館市にとっても残念なことではある。

はたして、2030年ごろの北海道はどんな状態になっているのだろうか。とりわけ、人口は今よりも100万人近く減り468万人になると予想されている。恐らく、高齢者の比率が相当高く、新幹線を多く利用して東北や関東へ移動する人は、相当少なくなることは必至だろう。もちろん、多少は観光客も含めて利用客は増えるのかもしれないが、飛行機を利用するお客まで新幹線が席巻するとは思えない。それだけに、北海道新幹線の収支は相当厳しいものになってしまう事は火を見るよりも明らかであろう。

ドル箱である千歳空港の民営化!?、どうなる北海道の交通体系

一番の心配事は、ただでさえJR北海道のメインテナンスにかける財源が乏しいのに、新幹線による赤字が増えてくれば在来線へのしわ寄せが出て来るのは必至だろう。とすれば、今まででも在来線の安全性には大きな問題があったわけで、ますますひどい状態になる危険性が大になることは十分に予測される。それだけに、今後の北海道の鉄路の行く末が心配になってくる。

そんなことを思っていたら、道内空港の民営化が実施されるとの報道が目に飛び込んできた。最大のドル箱であった新千歳空港が民営化されれば、どんなことが待ち受けているのだろうか。北海道経済にとって、本当に道民の為になるのであろうか。まことに心配である。

(続く)


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