2016年6月20日
第55回北海道労福協総会報告
連帯・協同で安心・共生の福祉社会をつくろう!!
北海道労福協定期総会が6月17日(金)にホテルポールスター札幌で開催され、2015年度活動・決算報告、2016年度活動方針・予算案等の審議が行われ、「労働者自主福祉運動の充実・強化にかかわる検討委員会(仮称)」の設置、公認会計士の選任、2016年度役員体制も含めた全議案が原案どおり承認されました。
■福祉は一つ、全ての労働者の結集を!
会冒頭、急逝した宗谷地区ブロック労福協・多賀事務局長と十勝地区ブロック労福協・木下事務局長のご冥福を祈り、参加者全員で黙祷を捧げました。
続いて工藤理事長が挨拶に立ち、奨学金制度改善への取り組み、労働者自主福祉運動の理念・原点への回帰、さらに参議院議員選挙の重要性に触れ、「福祉は一つ」として、全ての労働者の結集を呼びかけました。
■2016年度活動方針
【活動の基本】
1.労働団体、事業団体との連携強化・事業団体の基盤強化をさらに図ります。
2.国ならびに各自治体への政策・制度改善を求める取り組みを強化します。
3.「ライフサポートセンター」全道展開に伴い、運動領域拡大に取り組みます。また、ブロック労福協運動を一層強化し、「地域社会を動かす」運動をめざします。
4.協同組合の認知度を高めるため、啓発・周知に取り組みます。
5.退職者組織との連携を強化し、生涯福祉・生涯とりひきをめざします。
6.東日本大震災から5年の節目にあたり、防災・減災意識の啓発活動を強化するとともに、連合北海道・中央労福協・北部労福協と連携し、被災地支援に取り組みます。
【具体的な活動】
1.道労福協の運動強化
(1)総合企画調整機能の発揮
「福祉はひとつ」「全ての労働者の結集」という労福協創立の原点を確認し合い、道内における労働者福祉運動センターとしての機能強化を図ります。
(2)「ライフサポートセンター」事業の充実
人材や財政の効果的配置と執行に考慮した活動を継続するとともに、専門家機関等との連携を強化し、「暮らし何でも相談室」「無料法律相談」の充実や協同ネットワークの形成、各サテライトとの連携強化を図ります。また、地域のニーズに即したライフサポート事業の領域拡大に取り組みます。
(3)「勤労者福祉キャンペーン」の充実強化
連合北海道「労働福祉対策特別委員会」と連携し、「福祉向上キャンペーン」を全道的に展開してます。基本的には「オルグ団」を編成し、「労働者福祉事業団体の利用拡大・推進強化」のため、産別ごとの目標設定をする等して産別・単組道本部ならびに各ブロックに対してオルグ活動を展開します。
(4)情報の共有化、情報発信の充実強化
2.ブロック労福協の運動強化
(1)ブロック労福協の位置づけと役割
(2)重点的活動について
3.協同組合に対する認知度向上の取り組み
4.福祉事業団体の取り組み
5.退職者との連携
6.政策・制度改善の取り組み
7.「奨学金制度」の改善を求める取り組みについて
8.中央労福協・北部労福協・NPO団体との連携
9.北海道補助金事業の実施
10.「東日本大震災」に対する支援と防災・減災の取り組み
■その他の主な議案
・「労働者自主福祉運動の充実・強化にかかわる検討委員会(仮称)」の設置について
・2016年度公認会計士の選任について
・2016年度役員体制について